バンビシャス奈良のホームゲームを見て
縁があって、ならでんアリーナ(奈良市中央体育館)へ、バンビシャス奈良の試合を見てきました。
何よりも楽しみにしていったのが、バンビシャス奈良のキャラクター、シカッチェ。
めちゃくちゃかわいい。
合間合間で視線が釘付けになります。
試合の話も。
土曜日は大敗していたようなのですが、日曜日は終始よいリズム。点差は大きくあいていませんが、リズムはいい感じと見受けられました。
ただ、少し見ていて気になったのは、3Pがやや少ないのではないかな?と。
もう少し積極的にアウトサイドからのシュートが多くても良いのにな。と気になってみていました。日曜日の試合は接戦の末の惜敗。
帰ってから気になってバンビシャスのスタッツを調べてみました。
それがこちらに書いてあります。
バンビシャス奈良 | シーズンスタッツ一覧 | Basketballnavi.DB
シーズンスタッツで3MA(1試合あたりに打つ本数)が5.4(2月4日時点)。
2年前の8.3から見ると1試合あたりで3本ほど減っています。(メンバーやヘッドコーチが変わったのでしょうか?)
2年前はW%が40.0なので、一概には言えないかもしれませんが、因果関係はあるのではないでしょうか。
振り返ると、ミニバスでもアウトサイドは言わなければなかなか打ってくれません。
しかし、入るかどうかではなく、ディフェンスの位置取りによってオフェンスは選択をするべきですし、入る自信がないから打たない。では、もっとディフェンスが楽になります。
入る確率が低いなら、チーム全体でオフェンスリバウンドを頑張るなど、そこから発展的にチームとしてプレーの幅が広げることができたらいいな。と考えました。
プロチームの試合を見て、やはり様々な刺激を受けます。
また時間を作って見に行こうと思います。
バスケットボールの専門用語を知るということ
子どもたちにはもちろんミニバスの技術が上達してはしいと思います。
それと同じくらい、せっかくバスケットボールを習う機会があるのだから、きっちりとした用語の名前も、覚えてほしいと思っています。普通の小学生ではなく、ミニバスを習っているからこそ知っている用語。
一年くらい前はほとんど知らなかった専門用語も、100を超える量を覚えてくれています。
特に動きを練習するときなど、コート上の名前が意志統一図れているのは、嬉しいなと思う瞬間の一つです。
ウイング、トップ、0度、ハイポスト、ショートコーナーローポスト、サイドレーン、ミドルレーンなど、コート上の用語を知っていると、練習も引き締まったものになります。
また、ウイークサイド、ストロングサイド、インラインなど、オフェンスにもディフェンスにも使用される用語もあります。
オープンステップ、クロスステップ、フロントターン、バックターンなど体の動きを表す用語も、サラッと通じるようになってきました。
子どもたち本人たちは気がついてないかもしれませんが、ミニバスで必要な専門的な言葉をかなりの量、覚えてくれています。
まだまだたくさんありますが、少しずつ覚えていってもらえたら、この先のバスケットボール人生の中できっと役に立つときが来るのではないかなと、思っています。
全豪オープンを見ていて
大坂なおみ選手がやりましたね。
チャンピオンシップポイントを逃してからの、立て直し。
気分転換のトイレットタイムから、見違えるようなサーブ。
ずっとテレビの前に釘付けでした。
ほんと、おめでとうございます。
テニスもそうなのですが、バスケットボールの試合を振り返ると、ミスの少ないほうが勝つ。ということを再確認させられます。
年末の試合の記憶の限りで振り返ると、
ミスをしないチームが勝つ。
というのは、かなりの確率だと思います。
パスミス、キャッチミス、ドリブルミス。(※個人的にはシュートは落ちてもミスだとは思っていないのでここにはカウントしていません)
ミニバスでは特に多いです。体格と比較してボールは大きく重いですし、なかなかハンドリングも身についていないので、ボールを重心で扱うことが難しいです。
肝心のボールを見ていると状況判断もできませんし、フリーの味方がいても、チャンスのタイミングでパスを出せない。ということが多くあります。
このように書いていると、当たり前のことしか書いていないのですが、
理解はしていても、実行できている選手は数少ないです。
しかも書いていることを実行しようと思うと、ハンドリングがしっかりとできていなければなりません。
ミニバスでは将来のことを考えて、しっかりと基礎技術を身につけることがとても大切だと思います。しかし、それだけをしても、どこでどのように使うのかがわからないままですと、練習をしていても楽しくないですし、自分がどれくらい上達したのかも実感しにくいです。
しっかりとした基礎技術の上に成り立つ、基本技術の習得をしっかりと心がけたいと思います。
来年度に目を向けたチーム作り
年も明けて早々なのですが、頭の中にはうっすらと来年度の戦力について考えています。
来年度は最上級生がとても少ないので、何をするにしても苦戦することは、想像するに難くないです。
身長体格的にも決して恵まれていません。
そういった中でどのようなことを習得していくか。
確率の高いシュートをたくさん打つためにはどのような戦略で。ということがメインの課題となるでしょう。
できればよいディフェンスからのファストブレイク、セカンド、ハーフコートオフェンス、クォーターコートでのオフェンス。
という流れが出せたらいいなと。
その中でもクォーターでの、ギブアンドゴー。エルボーとウイングからを起点に。
そうなるとウイングエントリーをしっかりとしなければなりません。
まだまだ、ドリブル、パス、キャッチ。あらゆる基礎技術が、伸びしろだらけなので。焦らずに習得できれば良いなと考えています。
パスがうまい。ということとは
今年に入って二回目の練習でした。
うちのチームは単一の小学校でチームを編成していなくて。ふたつの学校の生徒たちで成り立っています。
最近の小学校は土曜授業がわりと多くあります。ふたつのうちのひとつが土曜授業でした。
したがって今日の練習は普段の約三分の二くらいの人数です。とても少ないです。
なので、ひとりひとりを細かく見ることができました。
毎回の練習で行なっているのは、スクエアパスです。ほんの数ヶ月前までほぼできなかった状態でしたが、ここ最近は、ある程度お任せで練習させても、目標回数を連続でできるようになってきました。もう少ししたらスピードを上げる練習になる技術力になってきました。
どうしてもキャッチのときにミスが起きるのですが、いつも伝えているのは、
「受けることができないのは、パスが上手ではないから。」
ということです。
パスがうまいというのは、両手で投げれるとか、ボールの速度が速いとか、遠くまで投げられることができるとか。そういうことは付加価値で、
大切なことは、
相手が次のプレーが行いやすいパスを投げる。
言い換えれば愛情があるパスということだと思っています。
相手のことをしっかりと観察して受けやすく、受け手が、したいことにスムーズに移れる。すべてのパスにその意志が乗るかどうかは、日頃からの心がけです。
ありとあらゆるパスの精度を上げて練習していけば、試合でもターンオーバーには、ならないのではないかと思っています。
投げ手と受け手の意思疎通がしっかりできているパスはあまりミスが起きません。
当たり前のことを書いているように見えますが、その当たり前を当たり前にするということはとても難しいものです。
これもやはり、日頃の練習の積み重ねの上に成り立つものと思います。
結果はする前から決まっている。
空(くう)に放たれたボールがきれいな放物線を描いて
リングに当たらずに
真ん中を自由落下した。
先日のバスケットのプレーの中の一つのプレー。
ゲーム中だと時間経過の中にある一つのシュートだったけれど、何回かに一回、不思議な感覚を覚えることがある。
そのシュートの前。
まだパスを受ける前から、そのシュートは入る気がしていた。
パッサーからのボールを受ける「入(いり)の姿勢」から、パスのスピードから、キャッチの場所から、何から何まで、自分にとって非常に理想的な流れ。
結果はする前から決まっている。
このシュートは入るべくして入った。
ミクロな視点でも
マクロな視点でも
基本的には結果はその舞台が始まる前には決していて、その舞台ではいかに普段と同じポテンシャルを発揮するかだけに集中することがとても大切だと思う。
「結果」とは、バスケットボールの試合でいうと、勝ちと負け。
試合の舞台の瞬間だけ、「勝ちたい」などと思っても、すでに遅くて。
なぜならば、パスを受ける前から結果がわかっているように、試合をする前から結果はわかっているから。
如何にして自分の能力を最大限働きするかという視点を持っていないと、試合の流れに飲み込まれたり、集中できなかったり。
するべきこと、できることが、できなかったり。
次の試合の結果は、今日の練習の取り組み方で、決まっている。