バスケットボール指導雑感

大阪市内で、ミニバス指導をしているJBA公認コーチのメモのような日誌のような雑感です。

FIBAW杯予選 対カタール

日本 − カタール

54% − 39%(2P)

33% − 19%(3P)

73% − 70%(フリースロー

25 − 11(アシスト)

49 − 26(リバウンド)

10 − 14(ターンオーバー)

3 − 2(ブロック)

10 − 5(スティール)

 

2月25日(日本時間)に行われたFIBAワールドカップ予選のスタッツを公式から転記したものです。

公式サイト

(公式サイトの表現が、ホームが右側に行ったり左側に行ったりするのはなぜでしょう?)

 

前半の入。少し重たい感じがしましたが、5分を過ぎたあたりから力が抜けたのか、とてもいい感じになってきたのが見ていてわかりました。

カタールのシュートが比較的落ちているので、しっかりとリバウンドを抑えファストブレイクにつなげるときはつなげる。ハーフコートではしっかりとパスを回しながらディフェンスを揺さぶり、アウトサイドからの3ポイントシュート。チームとしてリズムよくテンポよく。シュートまで持って行けているので、確率が良いのが見て取れます。あんなにもいい感じのリズムでシュートを放つと、気持ちいいでしょうね。

 

アウトサイドからとシュートがリズムよく放られているので、ディフェンスが広がったタイミングを逃さず、インサイドへのパス。ホントリズムが良いなと。

 

前半を17点差で折り返しますが、まだまだ油断するほどの実力差ではないと思っています。第3ピリオドで8点詰められ第4ピリオドを一桁点差で迎えるとまだまだわからない展開になります。カタールとしてもまだまだ諦める点数ではないです。

 

そんな不安を知ってか知らずか、後半の入もよく、点差を広げていきます。

第3ピリオドにはキャプテン篠山選手の24秒ブザービーター

動画はこちら

よく見ると、しっかりと狙っていることがわかります。

ファンブルをして慌てていますが、両肩がしっかりとリングに向き、右手で投げると体が開いてしまいそうなので、左手に持ち替えて、膝から頭までしっかりと体幹を保ち、放物線のベクトル上に押し投げて、スナップもしっかりときいています。

もちろん、入ったのは偶然かもしれませんが、今できることはすべてやり尽くした上での結果なのだと思います。

 

あとは、ベンドラメ礼生選手。高校生のときに見て、すごい上手だなと思い、密かに応援しています。終盤に出場機会がありどんなプレーをしてくれるかな。と注目していました。思い切ったプレーをしてほしいと思っていた矢先に、右ウイングかなり後方、距離にして8メートルくらい?からのシュート。惜しくも外れましたが、思い切ったプレーができたようで、よかったなと。

その後3ポイントシュートをしっかりと決めて。勝利に貢献していました。

 

この勝利で2019年8月から開催されるワールドカップ北京市)への出場を決めました。長い長い低迷期からやっと少し、這い上がれたのではないでしょうか。