パスがうまい。ということとは
今年に入って二回目の練習でした。
うちのチームは単一の小学校でチームを編成していなくて。ふたつの学校の生徒たちで成り立っています。
最近の小学校は土曜授業がわりと多くあります。ふたつのうちのひとつが土曜授業でした。
したがって今日の練習は普段の約三分の二くらいの人数です。とても少ないです。
なので、ひとりひとりを細かく見ることができました。
毎回の練習で行なっているのは、スクエアパスです。ほんの数ヶ月前までほぼできなかった状態でしたが、ここ最近は、ある程度お任せで練習させても、目標回数を連続でできるようになってきました。もう少ししたらスピードを上げる練習になる技術力になってきました。
どうしてもキャッチのときにミスが起きるのですが、いつも伝えているのは、
「受けることができないのは、パスが上手ではないから。」
ということです。
パスがうまいというのは、両手で投げれるとか、ボールの速度が速いとか、遠くまで投げられることができるとか。そういうことは付加価値で、
大切なことは、
相手が次のプレーが行いやすいパスを投げる。
言い換えれば愛情があるパスということだと思っています。
相手のことをしっかりと観察して受けやすく、受け手が、したいことにスムーズに移れる。すべてのパスにその意志が乗るかどうかは、日頃からの心がけです。
ありとあらゆるパスの精度を上げて練習していけば、試合でもターンオーバーには、ならないのではないかと思っています。
投げ手と受け手の意思疎通がしっかりできているパスはあまりミスが起きません。
当たり前のことを書いているように見えますが、その当たり前を当たり前にするということはとても難しいものです。
これもやはり、日頃の練習の積み重ねの上に成り立つものと思います。